お悩み「コロナ禍、一人時間の孤独に押しつぶされそう…」ゆりやん相談員の回答は?

 お悩み「コロナ禍、一人時間の孤独に押しつぶされそう…」ゆりやん相談員の回答は?
Azusa Hasegawa

読者の悩みにゆりやんレトリィバァさんが相談員として回答! 体の悩み、恋愛や結婚、人間関係、コミュニケーションに至るまで、ゆりやんさんならではの視線で相談にお答えします。ポジティブなゆりやんさんの言葉に、きっと元気をもらえるはず! 第6回は、コロナ禍で孤独を感じてしまうというお悩みです。

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コロナ禍で、出社して仕事するスタイルから自宅でのテレワークが増え、また、これまでのように部署単位で飲み会をしたり大人数で集まってのレジャーはできなくなりました。少しずつ規制もゆるめられつつありますが、それでも以前と同じようにはいかないもの。そんな「新しい生活様式」の中で、孤独を感じてしまう・・・というのが今回の相談者のお悩みです。

お悩み:「一人時間をうまく使えず孤独を感じてしまう」

「テレワークで日中は一人で部屋で仕事しています。たった一人で部屋で仕事をしていると、孤独に押しつぶされそうになります。コロナ前には普通にあった週末の飲み会やレジャーがなくなって退屈なことに加え、友人は自分の家族との時間があると思うと、独身の私から友人を誘いにくいし、なんとなく人生に楽しみが見出せなくなってきました。一人時間をうまく使ったり、孤独を感じずに済む方法、ゆりやんさんならどうしますか?」(30代・Cさん)

ゆりやん相談員の回答:「寂しいのは自分一人じゃない。できることの中での楽しみを見つけてみる」

コロナ禍で家族や友だちに会える時間が少なくなって、私も「寂しいな」とか「もっといろいろできたのに」という気持ちにもなりますけど、今は世界中みんなが同じ状況。世界中で私だけがこの状況だったらめっちゃ悔しいですけど、みんな同じなんだからこの中でどう楽しむかに考え方をシフトしていったらどうでしょうか。

「できたはずなのに」という別の世界の時間軸を思ってもしょうがないというか、できることのなかで楽しもうって思った方が楽じゃないかなぁ。「孤独に押しつぶされそう」って、「わしもやねんけど!」って思います(笑)。

ゆりやん
photo by Azusa Hasegawa

めっちゃ寂しくなったときは私も先輩や友だち、家族に電話しちゃいますね。あとは、せっかくの一人時間なんだからと映画観たり、部屋を片付けたり、トレーニングしたり。自暴自棄にならずに自分の身になることや楽しいなと思うことをやるようにしています。

一人時間の使い方としては、何か新しいことを始めるのもおすすめです。実は私、最近車の免許を取ったんです!「好きな人とドライブがしたい」という不純な動機だったんですけど(笑)。これまでできなかったことに挑戦しようという気持ちになれたのは、一人の時間が多くなった今だからこそですし、時間も有効活用できたのかなと思います。

なにかを始めることや新たな趣味を見つけるのが億劫という人もいるけど、それはもう「知らんがな」ですよね(笑)。そこまで面倒みられない(笑)。でも、誰しも好きなことはあると思うので、それを突き詰めて考えてみたらいいのかなと思います。私みたいに「好きな人とドライブがしたい」という気持ちから始まることもありますから。好きなことに夢中になっていたら孤独なんて感じなくなるはず!

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Text by Mitsue Yoshida
Photos by Azusa Hasegawa
Hair&make-up by Kanane Kurahashi(PUNCH)

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ゆりやんレトリィバァ

ゆりやんレトリィバァ

1990年11月1日生まれ。奈良県出身。NSC大阪校を首席で卒業後、ピン芸人として活躍。「第47回NHK上方漫才コンテスト」と「第1回女芸人No.1決定戦 THE W」での優勝をきっかけに注目を集める。2021年3月に開催された「R 1グランプリ2021」にて悲願の初優勝。現在はバラエティ番組のみならず、情報番組「2時45分からはスローでイージーなルーティーンで」(カンテレ)のMCなど幅広く活動中。



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